当塾より武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科の総合型選抜で合格した受験生が制作した作品です。
W530mm×530mm×H370mm
桐の木 胡桃の木
桐の木 胡桃の木
庭や河原から気に入った形の石を探してきて、それを組み合わせながら美しくバランスの良い形を模索した。ダンボールで実寸サイズのモデルを製作し、それをもとに電動鋸で形をとったあと、鋸で削り石の形に近づけた。接合部分は太めの木ダボ(丸棒)を作り埋め込み、接合を行った。
父に鑿の使い方を教えてもらいながら満足する形になるまで、水で濡らして凹凸を分かりやすくしたりしながら何度も削った。楔材は柔らかく、削り易い反面加工感が掴みにくく、慣れるように鑿を動かすよう意識した。使用したのは替刃式の鑿。伝統的な本物は刃を手入れしながら使い続けていくもので、とても憧れを感じる。立体的な角度を削り出すのはとても難しい。円を書くように腕を大きく動かすのが難しかったが、途中コツを掴んだ気がして嬉しかった。
このローテーブルは、正確な設計図を作って、いつも同じ形で作る必要はない。時間が経ってまたkoishiを制作した際には違った形のものになる。その時の気持ちで、フリーハンドで好きな石の形をモチーフにしながら、自由にその時の感性で制作をしていくことができる。そういった作品だと思っている。
この作品を制作した当塾在籍生は、他に下記の作品も制作しています。