
多摩美術大学 絵画学科油画専攻 帰国生入試 の合格者作品。
受験生について
自由な表現を求め、多くの受験生が就職のことを考えてデザイン系を志す中、珍しく最初からファインアート系に絞って受験を志していました。この作品は本来どちらかというとデザイン寄りのモチーフですが、それをうまくアート系の感覚に昇華させています。
受験対策について
受験学年1年間を、当塾のスカイプのオンライン授業で受験対策しました。1対1で受験生の自由な感性を活かすことができる個別授業の良さが最大限に発揮され、合格の難しい多摩美術大学の帰国生入試で見事一発合格しました。
作品について
かなりデザイン寄りのイメージの作品ですが、モチーフの民族的な文様を細密に追っているからこその印象です。細かく精密な作業を根気よく追って絵画作品として表現しています。
講評
実は現地の文様(ニュージーランドのマオリ)はもっと幾何学的・数学的ですが、それをうまく受験生自身の感覚である「手書き感」に落とし込んでいます。色彩が抑えられている分、細かな文様の描写に目が行きます。
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