武蔵野美術大学 油絵学科 編入試験 合格者作品。ルネッサンス期の宗教画のような古典的な感覚を、現代的でファンタジックなモチーフで描いています。
未生物
364×515㎜
イラストボード アクリル コピック 色鉛筆
進化した生物の姿なのかはわからない。そもそも、生物なのか人造生物なのかもわからない。これらは生物の条件に満たない未生物である。有機的な物と無機質的な物、これらは反対のモノであるが、近い将来、合体することも考えられる。そしてもっと先、無機質な電化製品は勝手に再生することはなく、廃れ、機能を失い、自然の中で生まれるものに飲み込まれていくだろう。
制作の初期段階では、モチーフごとの色の統一感がなく、同じ空間に存在するように見えなかった。全体のまとまりを出すためにモチーフの彩度を統一させるよう修正した。加えて、モチーフ同士の距離感が分かるように影を付け加えることや、空想の生き物たちの質感がどのようなものであるかを表現するよう考えながら制作した。
364×515㎜
イラストボード アクリル コピック 色鉛筆
進化した生物の姿なのかはわからない。そもそも、生物なのか人造生物なのかもわからない。これらは生物の条件に満たない未生物である。有機的な物と無機質的な物、これらは反対のモノであるが、近い将来、合体することも考えられる。そしてもっと先、無機質な電化製品は勝手に再生することはなく、廃れ、機能を失い、自然の中で生まれるものに飲み込まれていくだろう。
制作の初期段階では、モチーフごとの色の統一感がなく、同じ空間に存在するように見えなかった。全体のまとまりを出すためにモチーフの彩度を統一させるよう修正した。加えて、モチーフ同士の距離感が分かるように影を付け加えることや、空想の生き物たちの質感がどのようなものであるかを表現するよう考えながら制作した。
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