推薦・AO入試 参考作品
美大の推薦入試・AO入試へ合格した当塾在籍生が制作した作品集(一部抜粋)です。アート性の高い自主制作作品プロデュースと出願・面接を重視する受験対策で、推薦・AO入試で高い合格実績。下記項目別のリンク先でまとめて閲覧できます。
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武蔵野美術大学 造形構想学部 映像学科 総合選抜(推薦入試)合格者作品。出演・舞踊・衣装を全て1人で実現。華やかさと妖しさ、抜群のブランディング力で6つのテーマを演じ切り、一人の「表現者」として強烈な個性を感じさせる映像作品となっています。
The elements
全て自分が映る。全て自分が撮る。それは、地道な作用で思いの外苦労した。アングルを変えることができないので、自分が画面の範囲を把握し、そこに収まるように動く必要があった。また、自分から角度を調節しなくてはいけない。何回も、何回も確認しては撮り直しをする。
ナレーションに合わせるのにも、映像と言葉のイメージがなかなかしっくりこなかった。どこで動画を切るのか、どこの動きと言葉のアクセントを合わせるのか、色々試した。
編集での少しのズレが大きく印象を左右する。だから、これもなんども繰り返し通しては、少しカットし、またくっつけ、やっぱり元に戻す。そんな繰り返しの作業だが、しっくり来た時、自分の頭にある映像が現実化された時、達成感と喜びを感じる。
鏡。この世界は、現実だがどこか非現実に感じる。映り込むものはすぐそばにある光景だが、三面鏡にはそれが複数に映る。その光景は、鏡の角度によって異なってくる。だから、一度現れた世界はこの一瞬だけだ。
自分という存在を知らせてくれる。何面にも映り込む自分。一体どれが真の自分なのだろうか。
それぞれの天気や気候。これに対するイメージは人それぞれだが、ここでは私の感じたままを表現している。また、それぞれ6つのテーマにはストーリーがある。それらは一見繋がっていないように思えるが、ナレーションだけを聞くと、一つのストーリーになっている。
この動画、ストーリーを書くにあたり、自分の存在というものを考えさせらえた。全体を通して強く自分を持っていたいと思った。さらに、時というのは一瞬で、その一瞬は永遠に訪れないことがほとんどだ。このストーリーには一瞬の時や、本当の自分といったものがよく現れる。
自分が好きな自分でいること、自分が好きな一瞬をしっかりと感じ、後悔しないでいること。それは、言葉では簡単に言えるし、誰も一度は思ったことがあると思う。だが、それを実行できる人は、ごく僅かだろう。
小学校の頃から、ずっとダンスを習っている。だから、私にとって自分の身体を使った表現をカメラで記録しておくことこそ、自分が映像表現としてまず最初にやるべきことだと思った。
どうせだったら、映像に映る全てを、自分で全部作ってみたい。だから、自分で衣装を制作し、自分で身につけて踊り、自分で撮影し、自分で編集しようと考えた。
天気や気候といったエレメントは形を持たない。現象である。それを、しっかりと触れて感じることができる、形があるものにしたかった。そこで、服として形を持つ状態にした。また、それを自分にしかできない形で表現したかった。
そもそも、なぜ天気に着目できたのかというと、毎日気にしているからだ。この気にしているというのは、寒いからこれを着ようとかではなく、雨の日は天パが暴れ出したり、頭が痛かったりする。曇りの日は比較的元気だ。晴れの日は、目の奥が痛い。このように、天気が健康を左右してくる。どうやら私は天気に敏感らしい。だから、天気に着目することができた。
作るにあたって、自分の今までの経験を踏まえて、人体のモーションと生地の素材感との組み合わせを想像し、それぞれの天気に対するデザインイメージを膨らませた。
例えば、雨。これは、雫のキラキラ、水の粒の丸みを意識した。さらに、水流れを感じられるようにスカートがユラユラするようにした。
次に曇り。これは、雲の中に何が入っていて欲しいかという私の希望を込めている。雲の薄暗いどんよりした雰囲気とは対照的に、華やかな花をちりばめた。外見と中身では全く違うというのを表現したかった。
そして雪。フワフワと積もっている雪をイメージするとともに、雪だるまを想像した。雪だるまのような丸みと、モコモコ降り積もる雪を表現するため、フェルトを使った。
全て自分が映る。全て自分が撮る。それは、地道な作用で思いの外苦労した。アングルを変えることができないので、自分が画面の範囲を把握し、そこに収まるように動く必要があった。また、自分から角度を調節しなくてはいけない。何回も、何回も確認しては撮り直しをする。
ナレーションに合わせるのにも、映像と言葉のイメージがなかなかしっくりこなかった。どこで動画を切るのか、どこの動きと言葉のアクセントを合わせるのか、色々試した。
編集での少しのズレが大きく印象を左右する。だから、これもなんども繰り返し通しては、少しカットし、またくっつけ、やっぱり元に戻す。そんな繰り返しの作業だが、しっくり来た時、自分の頭にある映像が現実化された時、達成感と喜びを感じる。
鏡。この世界は、現実だがどこか非現実に感じる。映り込むものはすぐそばにある光景だが、三面鏡にはそれが複数に映る。その光景は、鏡の角度によって異なってくる。だから、一度現れた世界はこの一瞬だけだ。
自分という存在を知らせてくれる。何面にも映り込む自分。一体どれが真の自分なのだろうか。
それぞれの天気や気候。これに対するイメージは人それぞれだが、ここでは私の感じたままを表現している。また、それぞれ6つのテーマにはストーリーがある。それらは一見繋がっていないように思えるが、ナレーションだけを聞くと、一つのストーリーになっている。
この動画、ストーリーを書くにあたり、自分の存在というものを考えさせらえた。全体を通して強く自分を持っていたいと思った。さらに、時というのは一瞬で、その一瞬は永遠に訪れないことがほとんどだ。このストーリーには一瞬の時や、本当の自分といったものがよく現れる。
自分が好きな自分でいること、自分が好きな一瞬をしっかりと感じ、後悔しないでいること。それは、言葉では簡単に言えるし、誰も一度は思ったことがあると思う。だが、それを実行できる人は、ごく僅かだろう。
小学校の頃から、ずっとダンスを習っている。だから、私にとって自分の身体を使った表現をカメラで記録しておくことこそ、自分が映像表現としてまず最初にやるべきことだと思った。
どうせだったら、映像に映る全てを、自分で全部作ってみたい。だから、自分で衣装を制作し、自分で身につけて踊り、自分で撮影し、自分で編集しようと考えた。
天気や気候といったエレメントは形を持たない。現象である。それを、しっかりと触れて感じることができる、形があるものにしたかった。そこで、服として形を持つ状態にした。また、それを自分にしかできない形で表現したかった。
そもそも、なぜ天気に着目できたのかというと、毎日気にしているからだ。この気にしているというのは、寒いからこれを着ようとかではなく、雨の日は天パが暴れ出したり、頭が痛かったりする。曇りの日は比較的元気だ。晴れの日は、目の奥が痛い。このように、天気が健康を左右してくる。どうやら私は天気に敏感らしい。だから、天気に着目することができた。
作るにあたって、自分の今までの経験を踏まえて、人体のモーションと生地の素材感との組み合わせを想像し、それぞれの天気に対するデザインイメージを膨らませた。
例えば、雨。これは、雫のキラキラ、水の粒の丸みを意識した。さらに、水流れを感じられるようにスカートがユラユラするようにした。
次に曇り。これは、雲の中に何が入っていて欲しいかという私の希望を込めている。雲の薄暗いどんよりした雰囲気とは対照的に、華やかな花をちりばめた。外見と中身では全く違うというのを表現したかった。
そして雪。フワフワと積もっている雪をイメージするとともに、雪だるまを想像した。雪だるまのような丸みと、モコモコ降り積もる雪を表現するため、フェルトを使った。
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