
推薦・AO入試 参考作品
美大の推薦入試・AO入試へ合格した当塾在籍生が制作した作品集(一部抜粋)です。アート性の高い自主制作作品プロデュースと出願・面接を重視する受験対策で、推薦・AO入試で高い合格実績。下記項目別のリンク先でまとめて閲覧できます。
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武蔵野美術大学 造形構想学部 映像学科 総合選抜(推薦入試)合格者作品。自転車にカメラを固定。背景に映る道路や地面の移り変わりだけで場面展開する独創的で優れた発想による映像作品です。
【制作のきっかけ】
自転車に乗りながら地面をぼーっと見ていたとき、走る場所によって地面の質感が少しづつ移り変わっていく様子に面白みを感じた。そこから地面の移り変わりだけで物語を表現できたら面白いのではないかと思い、今回の映像を制作した。
【設定】
~目的地~
水上バス乗り場(河川敷)
~物語~
主人公(私・高校3年生)は夏休みの膨大な宿題や試験対策で部屋に閉じこもっていた。そして疲れた頭を冷やすために外に出て、自転車に乗って当てもなく遠くへ行く。
たどり着いた場所が河川敷。
~走行ルート~
14:19 家の駐輪場出発
14:24 交差点右折
14:36 急な坂を下る
14:49 着
【編集】
基本的に苦労する点はなかった。しかし最後の河川敷の映像のみ別日収録で、天候が悪く他の映像と見た目に大きな差が出てしまったため、色味を編集し最初から最後まで物語が続いているように見せた。
【構成】
真っ黒な画面から自転車の鍵を解除することで映像が出てくるようにして、小さな旅の始まりを表した。
最初のシーンは、勉強で疲れ切った体を表すためゆっくりと自転車を漕ぎ、徐々にスピードを出した。最後のシーンは、主人公が川を見て考え事をし自転車のことを全く意識していないことと、旅の終わりを表すために自転車を倒した。
また地面の映像とは別に、映像では見れない主人公の心情をナレーションで読み上げ、物語性を高めた。
【撮影】
GoProを自転車に取り付け走行した。走行中は映像に面白みを持たせるために、地面や地面に映る影の動きを意識しながら走行した。
坂を下るシーンは、主人公の急な坂を下って気分が良くなっている様子を表すため、あえてブレすぎた映像を採用した。
自転車を倒すシーンは、自転車にカメラを装着したまま主人公が眺めている川が映るよう、倒す角度を何回も調整しながら撮影した。
【録音】
環境音は自転車の音や振動の音も含めるため、GoPro内蔵のマイクで録音した。
ナレーションは事前に作った台本を見ながら、自宅で読み上げ収録をした。また読み上げ時は、主人公が頭の中でぼんやりと考えているということを表すため、一文一文に間を開け、ゆっくりと読み上げるよう意識した。
【制作を終えて】
一番苦労した点はカメラの装着だった。コンセプト映像制作段階ではGoProを持っておらず、自分のスマートフォンやビデオカメラを装着して撮影していた。しかし重さなどもあり安定したアングルで撮ることが非常に困難だった。またスマートフォンの場合はアングルだけでなくシステムの安定性も低く(長時間高画質で録画するため)撮影が現実的ではなかった。その中でGoProが手に入ったのは非常に助かった。
本作のような物語性を持った映像は今までほとんど制作したことはなかったため、架空の主人公のキャラクター作りなどは非常にいい経験になった。
自転車に乗りながら地面をぼーっと見ていたとき、走る場所によって地面の質感が少しづつ移り変わっていく様子に面白みを感じた。そこから地面の移り変わりだけで物語を表現できたら面白いのではないかと思い、今回の映像を制作した。
【設定】
~目的地~
水上バス乗り場(河川敷)
~物語~
主人公(私・高校3年生)は夏休みの膨大な宿題や試験対策で部屋に閉じこもっていた。そして疲れた頭を冷やすために外に出て、自転車に乗って当てもなく遠くへ行く。
たどり着いた場所が河川敷。
~走行ルート~
14:19 家の駐輪場出発
14:24 交差点右折
14:36 急な坂を下る
14:49 着
【編集】
基本的に苦労する点はなかった。しかし最後の河川敷の映像のみ別日収録で、天候が悪く他の映像と見た目に大きな差が出てしまったため、色味を編集し最初から最後まで物語が続いているように見せた。
【構成】
真っ黒な画面から自転車の鍵を解除することで映像が出てくるようにして、小さな旅の始まりを表した。
最初のシーンは、勉強で疲れ切った体を表すためゆっくりと自転車を漕ぎ、徐々にスピードを出した。最後のシーンは、主人公が川を見て考え事をし自転車のことを全く意識していないことと、旅の終わりを表すために自転車を倒した。
また地面の映像とは別に、映像では見れない主人公の心情をナレーションで読み上げ、物語性を高めた。
【撮影】
GoProを自転車に取り付け走行した。走行中は映像に面白みを持たせるために、地面や地面に映る影の動きを意識しながら走行した。
坂を下るシーンは、主人公の急な坂を下って気分が良くなっている様子を表すため、あえてブレすぎた映像を採用した。
自転車を倒すシーンは、自転車にカメラを装着したまま主人公が眺めている川が映るよう、倒す角度を何回も調整しながら撮影した。
【録音】
環境音は自転車の音や振動の音も含めるため、GoPro内蔵のマイクで録音した。
ナレーションは事前に作った台本を見ながら、自宅で読み上げ収録をした。また読み上げ時は、主人公が頭の中でぼんやりと考えているということを表すため、一文一文に間を開け、ゆっくりと読み上げるよう意識した。
【制作を終えて】
一番苦労した点はカメラの装着だった。コンセプト映像制作段階ではGoProを持っておらず、自分のスマートフォンやビデオカメラを装着して撮影していた。しかし重さなどもあり安定したアングルで撮ることが非常に困難だった。またスマートフォンの場合はアングルだけでなくシステムの安定性も低く(長時間高画質で録画するため)撮影が現実的ではなかった。その中でGoProが手に入ったのは非常に助かった。
本作のような物語性を持った映像は今までほとんど制作したことはなかったため、架空の主人公のキャラクター作りなどは非常にいい経験になった。












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