武蔵野美術大学 油絵学科油画専攻/多摩美術大学 絵画学科油画専攻 編入学試験 の合格者作品。自らの手を使用せず、全て「雨」で描いたという、大変大胆で斬新、実験的な発想の作品です。
Pluvia
プルーヴィア - 雨 -
雨、絵具、水張りパネル
横120cm×縦93.7cm
雨は嫌い。ジトジトしてるし、朝まいた髪の毛もすぐボサボサになる。室内も、外も暗い。空が灰色で気分がどんよりする。顔は、浮腫むし、頭も痛くなる。だけど、雨にも魅力がある。それは、雨音と自由に広がる模様。
雨の音。ポツポツと窓に当たる。心地がいい。雨の音を一度耳にするとなんだか聴き入ってしまう。それはきっと、雨の音が心を休ませるから。心が落ち着いてなんだかぼーっとしてしまう。
雨の模様。空を見上げた。どんよりとしている。グレーがかった暗い空。そんな空からキラキラした粒が落ちてくる。地面に着地した瞬間、その粒は、四方八方に飛び散る。そして、飛び散った粒がまた、地面に着地し、飛び散る。その連鎖が面白い。
雨は、嫌いな人が多いと思う。だけど、雨にだって魅力は沢山ある。その魅力を絵に閉じ込める。そう、自然に絵を描いてもらおう。人間が目で見て描くより、圧倒的に自然に描いてもらった方がリアルで魅力的に封じ込められる。私は、雨の日の記録を作る。そして、魅力を最大限に封じ込めた記録となる。
プルーヴィア - 雨 -
雨、絵具、水張りパネル
横120cm×縦93.7cm
雨は嫌い。ジトジトしてるし、朝まいた髪の毛もすぐボサボサになる。室内も、外も暗い。空が灰色で気分がどんよりする。顔は、浮腫むし、頭も痛くなる。だけど、雨にも魅力がある。それは、雨音と自由に広がる模様。
雨の音。ポツポツと窓に当たる。心地がいい。雨の音を一度耳にするとなんだか聴き入ってしまう。それはきっと、雨の音が心を休ませるから。心が落ち着いてなんだかぼーっとしてしまう。
雨の模様。空を見上げた。どんよりとしている。グレーがかった暗い空。そんな空からキラキラした粒が落ちてくる。地面に着地した瞬間、その粒は、四方八方に飛び散る。そして、飛び散った粒がまた、地面に着地し、飛び散る。その連鎖が面白い。
雨は、嫌いな人が多いと思う。だけど、雨にだって魅力は沢山ある。その魅力を絵に閉じ込める。そう、自然に絵を描いてもらおう。人間が目で見て描くより、圧倒的に自然に描いてもらった方がリアルで魅力的に封じ込められる。私は、雨の日の記録を作る。そして、魅力を最大限に封じ込めた記録となる。
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