小論文 映像・写真系(テーマ論述2)
課題:人間の目とカメラの目について論じなさい。
カメラの目は、レンズを通して平面に移す。一方人間の目は、眼球、神経、そして脳に伝わり空間ごと認識することができる。まず、このようにはっきりと見る方法が違うのは明らかだ。
体験談からする違い。それは、ピントだ。人間の目は、視力が悪くない限り比較的クリアだ。手前がボケる経験は、ものを目に近づけ過ぎた時ぐらいだ。しかし、基本的にいつも見ている景色は全体的にはっきりと見えている。だが、カメラはピントを合わせられるため、見たいものだけをはっきりと見ることができる。奥にある花だけを見たい時、肉眼では全体が見えている中でその花だけを見つめる。だが、カメラの場合は奥の花にピントを合わせれば、手前にある花をぼかし対象物だけがはっきりとする。
次に、色と光りの捉え方だ。アフリカ研修に行った時、夜上を見ると満天の星空であった。これをスマホで撮ろうとした。しかし、写っていたのは真っ暗な空。カメラの性能の問題はあるが、光の捉え方が人間の目と違うことを体験した。
さらに、クリスタルを撮った時はカメラでは虹が写っていた。しかし、私が現実で見たものはただのクリスタルに光があっているだけであった。また、海を撮った際は太陽の光が車線で入っていた。これも自分の目で現実に確認することはできなかった。カメラは、光の強さによって捉え方が変わってしまうらしい。また、レンズによって反射し、時々現実では確認できない光や、反射が映り込む。
カメラは、人間が見られない光景を写すことができる。 葉っぱの葉脈や表面のザラザラ感、降ってくる雨、空を舞う鳥。これらは、人間が見たくても見られないものだ。カメラはズームをし、ピントを合わせれば普段私たちが見ることのできない細かな光景を見ることができる。さらに、雨など動きが速いもの。それらは、人間の目では一瞬、流れとして捉える。しかし、カメラの場合はその一瞬を止めることが可能だ。しっかりと雨が過ぎ去るのではなく降ってくるところを見ることができる。
さらに、人間が入れないところに入り、見たこともない光景を見ることもできる。ポストの中から見る世界。人間はポストには入れない。しかしカメラはポストへの侵入なんてすんなりとできる。カメラは私たちよりも見ることができる光景が多い。
色の捉え方や光の捉え方によって現実とは異なるものを見る。これは悪いようにも思えるが、光の線や、鮮やかになって色、これはビジュアルとしてプラスだと私は捉える。光の線なんて、木々の間から漏れる日光などなら見たことあるが、ただの風景画に一本線が入るなんて、太陽や光が感じられ神秘的になる。
カメラの目は、人間では見られない光景、見えなかった細部、行くことのできなかった場所を写し出すことが可能なのだ。
体験談からする違い。それは、ピントだ。人間の目は、視力が悪くない限り比較的クリアだ。手前がボケる経験は、ものを目に近づけ過ぎた時ぐらいだ。しかし、基本的にいつも見ている景色は全体的にはっきりと見えている。だが、カメラはピントを合わせられるため、見たいものだけをはっきりと見ることができる。奥にある花だけを見たい時、肉眼では全体が見えている中でその花だけを見つめる。だが、カメラの場合は奥の花にピントを合わせれば、手前にある花をぼかし対象物だけがはっきりとする。
次に、色と光りの捉え方だ。アフリカ研修に行った時、夜上を見ると満天の星空であった。これをスマホで撮ろうとした。しかし、写っていたのは真っ暗な空。カメラの性能の問題はあるが、光の捉え方が人間の目と違うことを体験した。
さらに、クリスタルを撮った時はカメラでは虹が写っていた。しかし、私が現実で見たものはただのクリスタルに光があっているだけであった。また、海を撮った際は太陽の光が車線で入っていた。これも自分の目で現実に確認することはできなかった。カメラは、光の強さによって捉え方が変わってしまうらしい。また、レンズによって反射し、時々現実では確認できない光や、反射が映り込む。
カメラは、人間が見られない光景を写すことができる。 葉っぱの葉脈や表面のザラザラ感、降ってくる雨、空を舞う鳥。これらは、人間が見たくても見られないものだ。カメラはズームをし、ピントを合わせれば普段私たちが見ることのできない細かな光景を見ることができる。さらに、雨など動きが速いもの。それらは、人間の目では一瞬、流れとして捉える。しかし、カメラの場合はその一瞬を止めることが可能だ。しっかりと雨が過ぎ去るのではなく降ってくるところを見ることができる。
さらに、人間が入れないところに入り、見たこともない光景を見ることもできる。ポストの中から見る世界。人間はポストには入れない。しかしカメラはポストへの侵入なんてすんなりとできる。カメラは私たちよりも見ることができる光景が多い。
色の捉え方や光の捉え方によって現実とは異なるものを見る。これは悪いようにも思えるが、光の線や、鮮やかになって色、これはビジュアルとしてプラスだと私は捉える。光の線なんて、木々の間から漏れる日光などなら見たことあるが、ただの風景画に一本線が入るなんて、太陽や光が感じられ神秘的になる。
カメラの目は、人間では見られない光景、見えなかった細部、行くことのできなかった場所を写し出すことが可能なのだ。
「武蔵野美術大学 映像学科」推薦入試合格者が制作した、「人間の目」と「カメラの目」の比較・考察の論述です。自主制作による映像制作経験を活かした専門的な視点で論じることができています。
当塾では、映像・写真系学科の受験生全員に積極的に映像・写真作品の制作を課題として取り組んでもらっています。絵や文章を書いているだけでは、映像センスは身につきません。カメラを覗いて、カメラで撮影してこそ身につく力があり、その経験が当塾の映像系受験生の合格をより確実にしています。