「素晴らしさの原石」を磨く
これまでの記事で、美大受験を乗り切るために大切なのは、差がつきにくい技術上のテクニックではなく、受験生ひとりひとりの「個性」「独創性」だということが、お分かりになったのではないでしょうか。
「模範解答」は存在しない
一般大学受験ではただ1つの模範解答が存在し、そこに辿り着く受験対策をします。しかし美大受験では全く同じ解答に辿り着く人間は他に存在しません。「個性」を出発点とするので、出来上がる作品ひとつひとつが全て異なり、尊重されます。
個性を自覚し、他の人とは違う作品を作るようになると志望校に合格できるようになります。特に、特別入試にはその傾向が強いです。受験生ひとりひとりに尊重すべき「個性」が存在し、それが「素晴らしさの原石」なのです。
「先生」という存在の役割
当塾の先生の役割は、受験生の中の「個性」を見つけ出し、それを向上・発展させて合格に導くことです。だから現時点で自分の「個性」「独創性」がわからなくても、「美大に行きたい」と思っていれば美大を目指す価値があります。
受験生が目標とするのは、「志望校合格」です。この「志望校合格」は、差がつきにくい単なる技術上のテクニックではなく、ひとりひとりの中に既に存在酢る大切な「個性」と、それを伸ばした延長線上に存在します。
個性豊かな在籍生が合格を目指す
当塾では、様々な個性を持った受験生が受講しています。様々な国からの帰国生、一般大学から美大へ編入を狙う大学生、大学院を目指そうとする美大生、社会人経験があり既にデザイナーとしての仕事をこなしてきた受験生……実に千差万別です。
当塾では、そのような様々な「個性」を持った受験生ひとりひとりの能力と実力を見抜き、それを向上・発展させて志望校合格を狙います。まずは受験生が自分に自信を持ち、自分の「個性」と特徴を自覚することを目指すのです。
自分の頭で考え、自分で決める
強制や押し付けではなく自分で今後の人生を決める。大学受験はその後の人生を決める重要な出来事。だからこそ今ここで、自由に伸び伸びと自分自身の持つ「素晴らしさの原石」を磨き、将来を拓くことに挑戦する価値があります。
時代は大きく変化しています。終身雇用の崩壊。人工知能の導入。昔のやり方が通用しない現代だからこそ、若い世代が今のうちに「素晴らしさの原石」を磨き、自分の頭で考え、状況の変化に対応する力を身につけることに、大きな意義があります。