テクニックでは勝負はつかない2

テクニックでは勝負はつかない2

「テクニックでは勝負はつかない」の表す意味がこの20年で大きく変わりました。20年前は、「2浪・3浪当たり前」の時代。それに対し、現在の美大合格者のほとんどは「現役生・1浪生」。これが大きな変化をもたらしました。
20年以上前:高度なテクニックでほとんど差がない
テクニックは長期間やればやるだけ身につくもの。2浪3浪すれば4年近く美大受験対策することになり、20年前の合格者層は非常に高度な満点レベルのテクニックを持っていることが当たり前だったのです。
こうなってくると、ただ単に高度なテクニックを持っているというだけでは、受験生に差がつかなくなります。それでは、ほとんど差がなくなった状態で、どのように合格不合格が分かれたのでしょうか?
20年以上前:個性・独創性で差をつける
それは、「個性」「独創性」です。つまり、4年近くにわたる長期の受験対策の中で、それぞれの受験生が必然的に「高度なテクニックに裏打ちされた個性・独創性」を模索していたのです。
だから、20年前の美大受験セオリーは、「まずは高度なテクニックが当たり前の状態になるまでとにかく長期に受験対策する。そして、その間に長期間かけて自らの個性や独創性を模索する」だったのです。
現在:レベルが低下し、あまり差がない
ところが、現在は状況が大きく変わってしまいました。少子化その他の要因で「現役生・1浪生」が現在の合格者層のほとんどとなった今、「長期間で身につけられる高度な満点レベルのテクニック」はほぼ存在しなくなったのです。
教授の受験生時代は「2浪・3浪当たり前」。この時代が100点満点レベルなら、現在のレベルは「25〜50程度」で1・2年程度の受験対策ではそれが精一杯。実際、美大教授の方々は、25点〜50点レベルの競い合いに決定的な差は感じないのです。
やはりテクニックでは勝負はつかない!
それが現在の美大受験の「テクニックでは勝負はつかない」の意味となります。それなら、どこで「差」がついているのか?当塾の個別指導で注目し、授業方法に活かして高い合格率を実現しているポイントがちゃんとあるのです。

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