![美大入試 受験対策 基礎デザイン学科 情報デザイン学科 映像学科 芸術文化学科 芸術学科 空間演出デザイン学科 環境デザイン学科 建築学科 デザイン情報学科 メディア表現領域 グラフィックデザイン学科等](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgufWbw5V131SRyePtZUUc_SLtaflBB_vkojWlxZThWgZXbcWXxJfMNpLWLdF79XLCu_jsEewmu-muc0rcWOXwJNmakSvWRMFG8lbux_hzRxljuu4hJGHqW0zdY-gdgs1m7rph3x95ARjfjxSvPqXulFQ0hdS5Jx2v_cvNaiJGFJcTOwPwmorsmL6Px/s16000/colorful-office-supplies-2021-08-26-15-34-00-utc.jpg)
一般入試は浪人生が有利
美術の世界で一番高く評価されるものは「個性」と「独創性」です。なぜ「個性」「独創性」が高い評価を得られるかというと、それが「希少価値」だからです。数の少ないものには、大きな価値が出ます。いわば、ゲームのガチャでいうレアキャラが、その良い例です。
「レア」は「珍しい」という意味ですが、ただ珍しいだけではちゃんとした価値は生まれません。実力が伴っているからこそ、みんなから欲しがられます。美術の世界は、そのような存在を目指していく世界なのです。
![推薦入試は「個性」「独創性」での勝負なので、現役生は1浪生・2浪生と同じ条件で勝負ができます。一般入試は「経験」「テクニック」が重要です。1・2浪生は現役生はよりもはるかに合格に近い位置にいます。](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjn5h9pF0lvSYg59xETyKC2RxHY7BdQ7Vu4UuoXcp7SLTKPe0Afn-e3eYC2TlhvcJa5g2HQJh8hU5zZ6DpBhAhOyQx7gSzWxAR0FfZy4jP_ODlPajWE5pONj4aTnMkbewFL1w-PHBQCtSA/s640/suisengraphgokakuway.png)
特に、テクニック面での実力の差がつきにくい現役高校3年生においては、個性や独創性をアピールしやすい推薦入試を受験することは、美大受験のモチベーションを上げるきっかけともなります。
現役生が1年間で得られるテクニックを「10」とします。浪人生は約2倍の授業時間で受験対策をするので、1年間で得られるテクニックは「20」です。現役のころから換算すると「10+20=30」、浪人生は現役生の3倍のテクニックを持っていることになります。
つまり、テクニック重視の一般入試では浪人生が現役生よりも3倍も有利となっているのです。しかし、総合型選抜ではそれは関係ありません。一般入試がテクニック重視の方針だからこそ、総合型選抜では全く違った方針で受験生の実力をを見極めようとしているのです。