アートの世界というのは、本来は自由な世界です。自由にやるなら、自分で自由にアートをやったっていいはず。しかし、それではなぜ皆さんは美術大学を目指し、美大予備校で受験対策をする必要があるのでしょうか?
「そこにより高い確実性があるから」というのが、一番大きな理由です。
自分勝手に絵を描いたり美大受験対策をすることは、やろうと思えば誰にでもできます。しかしその場合、当て推量でやっていくことになります。クジやガチャを引くように、外れても仕方ないという気持ちでやるしかなくなってしまうのです。
仮にインターネットなどで情報を調べたとしても、その情報が正しいという保証は全くありません。情報が正しかったとしても、それを解釈する自分自身は美大受験の専門家ではないために、間違った解釈もしてしまいがちになるのです。
そこで、「先生」が必要となってきます。
美大受験の先生は、美大受験の専門家です。皆さんが自分自身で美大受験について調べたり研究したりする時間は、美大予備校の先生の元で教わることにより、大幅に節約することができるようになります。
例えば、10年かけないと身につかないようなことでも、「先生」に教わることで、1年で身につけることができるようになったりもします。
時間を節約し、より高い確率で志望校に現役合格するためには、美大予備校で対策をすることは非常に有効な手段です。全てを自分一人でやるつもりでいるのなら、3年〜5年はかけるくらいのつもりでいかないと、厳しいかもしれません。
社会人として働き始めるとわかることですが、現代は「時間=お金」の世の中です。例えば、就職する、というのは、自分の時間を給料という形でお金に交換することを意味します。
美大受験の世界では、授業料という形で受験生からお金を払って頂く代わりに、「先生」が皆さんに「時間」と「知識」を提供します。自分で調べる時間が節約され、自分で時間をかけて調べなければならないものがすぐ手に入るのです。
「先生」が受験生に提供する「時間」と「知識」が、皆さんの将来の夢により高い確実性をもたらします。将来の夢は、実力アップによって可能性が高まります。そして、次に「志望校合格」という形で、さらに大きな飛躍が期待できるのです。