実力主義の美術の世界では、「個性」「独創性」を持っていることが最大の価値となります。このことから、美大受験生のひとりひとりが持つ「個性」「独創性」を伸ばすことが、そのまま美大合格のための王道だといえます。
しかし、現代は、無個性化の時代となりつつあります。
例えば検索においてはGoogle、SNSにおいてはLine、というように、大多数の人間が全く同じフォーマットに接し、それが人間の潜在意識に大きな影響を与えているというのが21世紀の標準です。
このような傾向は世界的なものです。30年以上前であれば、国や地域ごとに差(個性)が出てくるのは当たり前のことでした。しかし、インターネットが世界に定着したことによって、国や地域ごとの差がどんどん薄まってきています。
そもそも、「価値」というものは、常に少ないものに対して生じます。個性が薄まり同じような形式が浸透しつつある現代だからこそ、この先の未来は、「個性」「独創性」が大きな「希少価値」を持つことになってくるはずです。
つまり、今、美大を目指し、美大受験生として「個性」「独創性」を伸ばしておくことは、自分自身に対する最大の投資となりうるのです。美大受験をして受験生自身の希少価値性を高めておくことが、将来の大きな飛躍へと結びついていきます。
美大受験で従来行われてきた集団指導では、どうしても実力の平均化が起こってしまいます。お互いがお互いの作品を真似し合うことによって、ひとりの受験生の独創的なアイデアは簡単にその「希少価値」としての存在意義を失ってしまいます。
だから当塾は、マンツーマンの個別指導を指導方法として採用し、講師と受験生の充実した授業時間60分の対話の中で、未来を担う美大受験生を育てていく方針をとることにしました。
美大に入学する前の早期の段階から独立した教室でマンツーマンの指導を受講し「個性」を伸ばす。それが、大学が求める「人材」の方向性とマッチングしているからこそ、高い確率での合格を実現することができています。
美大受験を個別指導で対策することは、「美大受験の王道」です。美大への合格確率を高めるためにも、将来の大きな可能性を高めておくためにも、個別授業による美大受験指導が最大限の効果を発揮します。