当塾より武蔵野美術大学 建築学科の編入学試験で合格した受験生が制作したデザインテスト(建築の企画・立案)の作品です。
建築における「分節」とは、一概的に言所しにくい用語だがあえて私なりの解釈をするならば、LDKのような空間をあたかも「分ける」「断ち切る」ようなものであると言える。人の行為によって空間は色々な意味を持つ。その空間の意味を、床・壁・天井などの形態や材料によって、より明確に、人の行為にふさわしい場所(空間)へと変化させていくことを「分節」と呼びたい。
例えば、家の中の最も広い場所であるリビングは多様な行為が行われる。TVを見たり、本を読んだり、友人を招いたり、ゴロゴロしたり。そこにあるのは、人の行為のカタログである。私は今回の設計で、このカタログにある行為をよりエンリッチさせる為の空間の分節を試みる。
敷地は古くからあり、多くの住宅が建ち並ぶ郊外型住宅地の一角にある。現在この敷地には木造2階建の古い住宅が建っており、建て主はこの住宅の建て替えを希望している。土地は東西に長く、北側には崖があり、南側には隣家の庭越しに、畑や雑木林が広がる。私はこの敷地の持つポテンシャルを最大限に活かすため、南側の景観を取り込んだ住宅を考えた。
まず、建物を東西に長く配置し、各室を南北に細長い形状とすることで、どの部屋からも南側の景観を楽しめるようにした。そして、それぞれの行為を行う場所ごとに分節された空間を、緩やかにつなぐことで、生活のリズムを生み出す計画とした。
具体的には、リビングダイニングと一体となるサンデッキを設け、内外の境界を曖昧にする。また、書斎や寝室などのプライベートな空間は、リビングから少し離れた位置に配置し、落ち着いた時間を過ごせるようにする。浴室は外部に面して開口を設け、入浴しながら外の景色を楽しめるように計画した。
こうした分節された空間を回遊することで、住まい手は一日の中で様々なシーンを楽しみながら生活することができるだろう。
例えば、家の中の最も広い場所であるリビングは多様な行為が行われる。TVを見たり、本を読んだり、友人を招いたり、ゴロゴロしたり。そこにあるのは、人の行為のカタログである。私は今回の設計で、このカタログにある行為をよりエンリッチさせる為の空間の分節を試みる。
敷地は古くからあり、多くの住宅が建ち並ぶ郊外型住宅地の一角にある。現在この敷地には木造2階建の古い住宅が建っており、建て主はこの住宅の建て替えを希望している。土地は東西に長く、北側には崖があり、南側には隣家の庭越しに、畑や雑木林が広がる。私はこの敷地の持つポテンシャルを最大限に活かすため、南側の景観を取り込んだ住宅を考えた。
まず、建物を東西に長く配置し、各室を南北に細長い形状とすることで、どの部屋からも南側の景観を楽しめるようにした。そして、それぞれの行為を行う場所ごとに分節された空間を、緩やかにつなぐことで、生活のリズムを生み出す計画とした。
具体的には、リビングダイニングと一体となるサンデッキを設け、内外の境界を曖昧にする。また、書斎や寝室などのプライベートな空間は、リビングから少し離れた位置に配置し、落ち着いた時間を過ごせるようにする。浴室は外部に面して開口を設け、入浴しながら外の景色を楽しめるように計画した。
こうした分節された空間を回遊することで、住まい手は一日の中で様々なシーンを楽しみながら生活することができるだろう。
この作品を制作した当塾在籍生は、他に下記の作品も制作しています。