デザイン学科 英語
英語と国語に関しては、東京造形大学のデザイン学科を受ける際に必要になってきます(美術学科は必要ありません)。美術大学だからといって学科の勉強をおろそかにしていると、けっして合格はできないでしょう。総じて見ると、学科の点数が高得点だったことが幸いして合格する受験生も多い(=実技の実力があっても、英語力/国語力不足で不合格になる受験生が多い)ので、実技の対応ばかりに追われていると、合格発表の時に脚をすくわれてしまいます。
東京造形大学の学科試験は、英語も国語もマークシート方式で出題されています。選択式なので正解する確率も高くなる、と甘く見てしまう受験生も多いのですが、東京造形大学の英語の問題は問題量が多く、長文の内容もアートや社会関連のかなり高度な内容が出題されています。
短い試験時間の中でそれらを全て解答するのは、実はけっこう大変です。長文は長めのものが2つも出題されているので、読むだけで時間が終わってしまう受験生もいるかもしれません。時間対応できない受験生は、当然、取れるはずの点数が取れずに終わってしまいます。
- 長文問題:入試問題の中でも大きな配点を占める部分なので要注意。長めの長文が2問出題される。大量の長文を速い速度で読むことが要求されるので、長文読解力はしっかりとつけておく必要があります。
- 四択問題:高校3年までの文法力があれば基本的には解答できますが、解答するための受験テクニックがきちんと身に付いていないと、手こずる可能性があります。
- 会話文問題:会話文の内容自体は読解力があればたいして難しい問題ではないですが、普段から発音の対策をしていない人にとっては辛い問題です。