多摩美術大学 帰国生入試 合格者比率 統計グラフ
帰国生入試は1年間に受験する受験生の数が少ないので、正確な入試傾向を把握するために7年間の累計データを1枚のグラフにしました。
武蔵野美術大学に比べ、合格率が非常に低く超難関
帰国子女入試(帰国子女枠)の合格は、非常に厳しい状況。おおむね各科とも例年1〜2名程度の合格者しか出ませんし、受験者がいても合格者がゼロという年も大変多いのです。これは、大学側が「本当に実力のある受験生だけを入学させようとしている」からこそです。
一般大学受験の場合は、「外国で生活を送ってきた」というだけで他の受験生との差がつきます。しかし、美大受験においては、「外国で生活を送ってきた」という事実だけでは差がつかず、個性・独創性・実力が合格の判断基準となるのです。
なお、長い間環境デザイン学科の合格者はゼロでしたが、2015年度入試でエースアートアカデミーより初めて1名合格者を出しました。出願書類・小論文・面接の全てを総合的に受験対策したことが功を奏したといえます。
美術の世界は、独特の世界です。その独特の世界でのアピールポイントを見つけ出せるかどうかが、勝負所です。当塾で面接/小論文/出願書類の指導を徹底させた受験生は、帰国生入試ではかなり高い確率で合格することができています。