
合格者 参考作品集
当塾からの合格者の作品集(抜粋紹介)です。本ページの掲載作品の半分以上は、ほぼ初心者から受験対策を初め、最終的に質の高い作品制作ができるように成長した例です。指導効率の良い個別授業だからこ実現できる受験対策です。
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武蔵野美術大学 造形構想学部 映像学科 総合選抜(推薦入試)合格者作品。17世紀の西洋絵画のような重厚なアート性と傑出した感性が、見事な写真表現に結実しています。

何気ない日常の風景ですが、雨に濡れたアスファルトの艶めいた美しさをよく捉えており、深い物語性を感じさせる写真となっています。

夜の闇に浮かぶ薔薇の茎・葉・刺。抑えられた光で写真撮影するのはとても難しいです。大抵は暗い部分にノイズが生じますが、上手く暗さを写すことができています。

暗さの中に浮かび上がる植物の葉と水滴が、まるでカラヴァッジョの絵画作品のような重厚さで表現されています。突出した感性を感じさせる写真です。

虫に喰われ、変質した葉の部分と、そこに見える葉脈の名残。普通は見逃してしまうものに価値を与えることができる撮影者の観察力の確かさが反映されている写真です。

ライトアップされた中にひっそりと存在する、虫に食われた葉。光に透けるかすかな葉脈が、その弱々しい生命力を象徴し、鑑賞者の想像力を豊かに膨らませます。

複雑な構造のクリスタルに透ける光と、そこに映し出された文字。現実の中に存在するまるで異世界のような不思議な光景を確かな観察力で捉えることができています。

ただの壁や網も、アングルや距離、光の捉え方で優れたビジュアル要素を持った表現となります。一見価値のない対象物にも価値を与えることができる。そんな芸術の本質を捉えた写真作品です。

自宅にある瓶を撮影した写真。華やかなファッション性というよりも、クラシカルで少し古びた重厚感を持ったモチーフとして印象をとらえています。

三面鏡を利用した写真。江戸川乱歩の世界観のような、不思議で怪しげなビジュアルを写真の世界観として表現することができています。