基礎デザイン学科 ポートフォリオ
武蔵美術大学の基礎デザイン学科の編入学試験は、出願書類、論文またはポートフォリオの提出と試験当日の小論文・面接により合否が決定されます。
基礎デザイン学科は、デザイン理論(デザイン・サイエンス)について学び、そこから新しいデザインの方向性を追求していこうとするデザイン系学科です。幅広いデザイン分野が対象なので、自分の興味対象の中から具体的に選んでいく必要があります。
募集要項にはポートフォリオの内容がデザインに関する研究でなくても良い、と表記されていますが、これはあくまでも「編入後、デザインを研究していくにあたって土台となるようなものであれば、デザイン研究でなくてもよい」という意味です。
つまり、ポートフォリオや制作物自体はデザインと関わりがなくてもかまわないが、それがデザインという分野に編入学(=進路変更)するにあたってちゃんと繋がりを持っている、あるいは繋がりをアピールすることで、かなり合格の確率が高まってくるのです。
たとえ一般大学からの編入であったとしても、専門家のアドバイスを基にしっかりと事前に受験対策をして編入後の研究内容との繋がりを作っておけば、かなり合格の確率が高まります。思い立ったら、勇気を出してトライしてみることをお勧めします。