手のデッサン
手のデッサン
指示されたモチーフを想定し、手と組み合わせて鉛筆デッサンする。
指示されたモチーフを想定し、手と組み合わせて鉛筆デッサンする。
指示されたモチーフが現物として渡されるのではなく、自分で想定して描くことが大きな特徴のデッサンです。手をどのようにモチーフと組み合わせるか、どのように構成するか、といった構成・組み合わせのセンスに加え、指示されたモチーフを適切に描写できるかどうかも問われてくる出題内容だといえます。
東北芸術工科大学の静物デッサンの対策においては、基本的には地元の予備校や画塾などに通ってデッサン力を向上させ、当塾では共通小論文の指導を中心としながら、補助的に手のデッサンの対策を実施していくことをお勧めいたします。
東北芸術工科大学を受験する学生は、当塾の授業をスカイプで受講することになると想定されます。教室授業の場合は出来上がった作品に対して先生が積極的に描き込みをすることでデッサン力を急速に向上させることができますが、スカイプ授業の場合は描き込みによる指導ができないので(「授業の進め方」をご参照ください)、指導効果が落ちてしまう可能性があるのが、その理由です。
なお、過去に当塾で美大受験対策をした受験生で、地元の絵画教室で美大受験と全く異なる方法論でのデッサン指導を受講していて、受験では全く通用しないようなデッサンの描き方しかできなくなってしまっていた受験生の例がございました。地元で画塾や絵画教室に通われる場合は、どのような先生が指導をするのかをしっかりとリサーチすることをお勧めします。