多摩美の学科 英語
英語と国語に関しては、多摩美術大学の全ての科を受ける際に必要になってきます。美術大学だからといって学科の勉強をおろそかにしていると、合格する確率がとても低くなってしまいます。
総じて見ると、学科の点数が高得点だったことが幸いして合格する受験生も多い(=実技の実力があっても英語力/国語力不足で不合格になる受験生が多い)ので、実技の対応ばかりに追われず、普段からしっかり英語/国語の受験対策をしておくように心がけましょう。
上記のグラフは、多摩美術大学の20年間の多摩美術大学の英語の入試問題の難易度を「簡単」「普通」「難しい」「かなり難しい」「非常に難しい」の5つの指標で年度を追ってランク付けしたものです。
普通の大学では、このように難易度のグラフが大きく上下するということはないのですが、多摩美術大学は年度ごとに大きく難易度の上下があることがおわかりいただけると思います。難易度が高い年度の翌年にいきなり難易度が低くなったり、難易度の低かった翌年にいきなり難易度が高くなったりしています。
このことから、多摩美術大学の英語は過去数年間分の出題だけを見て対策していると、思わぬところで足をすくわれてしまう可能性が高いといえます。基本的には長文が主体となった問題が出題されていますが、長文が非常に長いのも特徴のひとつですので、長文読解に力を入れて対策する必要があるといえます。