基礎デザイン学科 基礎造形
基礎造形(3時間)
指定されたモチーフを、与えられたテーマや条件に従って色彩構成する。
指定されたモチーフを、与えられたテーマや条件に従って色彩構成する。
武蔵野美術大学 基礎デザイン学科の基礎造形では、指定されたモチーフを使用して、テーマや条件に沿ってアクリルガッシュなどの水彩絵具で描画することが求められています。
描画する、といっても、写実的に描くのではありません。絵画ではなくあくまでもデザイン課題なので、抽象化したり、単純化したりして形や色の変化を与え、「美しい画面として構成する」ことが大切となってきます。
描画は不透明水彩絵の具(アクリルガッシュ)で行うので、普段から水彩絵の具で絵を描くことに慣れておく必要があります。いわゆる「平塗り(ひらぬり・ベタ塗り)」が必須なので、長期間受験対策をしているほど綺麗で見栄えのする画面が作れる傾向にあります。
限られた時間内に作品制作を終了させる必要があるので、短時間で仕上げる必要もあり、受験対策は結構ハードです。入試直前からの受験対策だとかなり厳しいので、できるだけ長い受験対策期間を見込んでおくようにしましょう。
なお当塾では、基礎デザイン学科を受験する受験生には、まずは推薦入試(総合型選抜)での受験を狙っうことをお勧めしています(7年連続で合格者を出しています)。
基礎デザイン学科で求めている「考える力」がより発揮しやすく、パソコンを使ったデザインも可能なので、非常に実践的で面白く興味深い受験対策ができます。一般入試の受験対策に加え、推薦入試を見込んだ美大受験対策を是非ご検討ください。