芸術専門学群 芸術学専攻 小論文
一貫して、3種類の問題が出題されています。試験時間が長く、「文章読解」「作品鑑賞」「テーマ」と、出題される問題の形式も多岐に渡っており、しっかりと事前の対策をしておかなければ、高得点を採るのはかなり難しいです。
- 文章を読んで、その内容を要約し、自分の考えを述べる。
- 与えられたテーマついて、自分の考えを述べる。
- 与えられた作品を見て、自分の考えを述べる。
- 歴史上の人物に対する質問を考える。
- 自分の知っている作品を選び、説明する。
- もっとも印象に残る作品について説明する。
など、多様なパターンの出題に対応するための事前準備が必要です。普段から芸術についての知識や考察を行い、自分の得意分野をしっかりと設定した上で様々な分析を行っておく必要があります。
また、美大の芸術学系に特有なのは、ただ単に知識を語っても大して大きく評価はされないというところです。作品制作をする学生(デザイン・絵画などの実技系の学生)と一緒に大学生活を送るわけですから、クリエイティブな考え方ができるかどうかで大きく評価が変わることになります。
ただ知識やデータを語るのではなく、知識やデータに基づいてクリエイティブな考え方ができるようになる。それが筑波大学芸術学軍芸術学専攻の小論文で求められている能力です。事前にしっかりと受験対策をし、高い評価を得られるようにしておきましょう。