芸術文化学科 提出論文
武蔵美術大学の芸術文化学科の編入学試験は、出願書類、論文またはポートフォリオの提出と試験当日の面接により合否が決定されます。
論文を提出する場合に気をつける必要があるのが、美術大学で高い評価を受ける「論文」の傾向が、いわゆる一般大学で求められるような「論文」とは、大きく異なっているということです。
武蔵野美術大学の場合、芸術文化学科以外の学科の全てが、いわゆる「実技系学科」。自分自身で作品制作を行い、その作品の制作コンセプトやクリエイティビティに対して評価を求めていくやり方の「実力勝負」の学科ばかりです。
美術大学の芸術学系学科を目指すということは、そういった人たちの中に混じり交流しながら自身の学生時代を過ごしていくということになります。ですから、武蔵美芸術文化学科編入学試験で求められている「論文」とは、「クリエイティブな論文」になるのです。
クリエイティブな論文を書くセンスは、スポーツや音楽のセンスと同じく、長期間の修練によって養われるものです。できるだけ受験対策の期間を長く取り、専門家のアドバイスを受けながらより合格を確実なものにしていくことをお勧めします。