
基礎デザイン学科 小論文
武蔵美術大学の基礎デザイン学科の編入学試験は、出願書類、論文・ポートフォリオの提出と試験当日の小論文・面接により合否が決定されます。
基礎デザイン学科で出題されている小論文は、与えられたテーマについて600字程度で論じるものです。試験時間は90分で、これは600字の小論文試験の試験時間としては学部入試の時と同様に、標準的なものです。
基礎デザイン学科はデザイン・サイエンスを研究していく学科ということもあって、学生のデザインに対する考え方を見抜く意図をもって小論文を出題しています。90分の中で与えられたテーマについて考え、しかも文章化するわけですから、条件は結構ハードです。
美大生の多くは作品制作に時間をかけても、その理論的な裏付け・証明に時間をかけない傾向にあります。しかし、武蔵美基礎デではまさにそれを求めています。長期的な受験対策で普段からデザインを理論的に考える習慣をつければ、入試はずいぶん楽になります。
特に、一般大学から美大への編入を考えている学生は、実力勝負・クリエイティブ性重視の美大で評価される文章の書き方を理解できていない傾向にあるので、受験対策は必須です。デザインのクリエイティビティをしっかり理解するためにも、当塾個別指導の受講を検討することをお勧めします。