プロダクトデザイン専攻 面接
女子美術大学のプロダクトデザイン専攻の編入学試験は、持参作品と面接により合否が決定されます。持参作品は面接時に提示するやり方なので、実質的に面接でどのように持参作品をプレゼンテーションできるかが合否を左右すると考えた方がよいでしょう。
プロダクトデザインは本質的に、グループワークやクライアントとのコミュニケーションが必須になる分野です。また、デザインしたものが消費者の手に渡り実際に「使われる」という性質がある以上、デザインの裏に高度に考えられた機能性が求められます。
その意味では、自分自身が持参した作品の機能性やデザインコンセプトを明確に「語れる」ことは非常に重要な意味を持ちます。編入学試験は明確な専門性を持って研究を進めていくゼミ学年への編入ですから、プレゼンテーション力はあって当然とみなされてきます。
このことから、プロダクト専攻の面接での作品コンセプトの明確化とプレゼンテーション能力の高さが大きな評価事項となります。多くの人間の日常を構成する「デザイン」を作り出すプロダクトデザインは、非常にやりがいのある素晴らしいデザイン分野なのです。
その素晴らしい分野への志望理由や作品への創作意欲、編入への情熱を的確に伝えられるよう、事前の受験対策をしておいたほうがよいでしょう。