工芸専攻 面接
女子美術大学の工芸専攻の編入学試験は、面接により合否が決定されます。
出願書類や論文・ポートフォリオの提出がある場合、それらの対策を事前に入念に行っておくことにより、合格の確率をかなり高めることができます。しかし、女子美の編入学工芸専攻の場合は、そうはいきません。受験生にとっては入試本番一発勝負となるのです。
つまり、面接でのプレゼンテーション力に自信のない受験生にとっては、ハードな試験となりうるということになります。その反面、持参作品制作のコンセプトの明確化を適切な自己アピール力で教授に伝えることができるようになれば、ずいぶん楽になります。
特に、工芸系の分野に進まれた方の多くは、作品制作には情熱を注ぐことができるものの、自分の作品について「言葉で表現する」ということが苦手な方が多い傾向にあります。その弱点を補えば、合格の確率もだいぶ上がってくるでしょう。
ご自分の希望を叶え、望んだとおりの将来を築き上げるためにも、「面接だけだから......」と楽観視せず、しっかりと事前の受験対策を行っておくことをお勧めします。