演劇舞踊デザイン学科 デザイン
デザイン
与えられたテーマや条件に従って色彩構成する。
与えられたテーマや条件に従って色彩構成する。
多摩美術大学の演劇舞踊デザイン学科演劇舞踊コースでは、一般入試でデザインする課題が出題されています。テーマや条件に沿ってアクリルガッシュなどの水彩絵具で描画する課題で、いわゆる「平面構成」「色彩構成」と呼ばれるものと同一です。
描画する、といっても、写実的に描くのではありません。絵画ではなくあくまでもデザイン課題なので、抽象化したり、単純化したりして形や色の変化を与え、「美しい画面として構成する」ことが大切となってきます。
不透明水彩絵具(アクリルガッシュ)を利用しての描画が求められるため、デザイン力や画面構成力に加え、事前に水彩絵具を綺麗にきちんと塗り分けていくためのスキルも養っておく必要があります。
パソコンやタブレットでの描画が一般的になっている時代で絵具での描画はなかなか慣れることができず、苦労する受験生も多いです。すでにパソコンやタブレットで絵を描くスキルがおありの方の実力がリセットされてしまう例もあるくらいです。
できるだけ早く受験対策を開始し、まずは絵具での描画に慣れることが大切です。競争率の高く合格者のレベルも高くなる傾向にありますので、できるだけ長期の受験対策期間を取り、安定的に実力を伸ばしていくように心がけましょう。