映像学科 提出論文
武蔵美術大学の映像学科の編入学試験は、出願書類、論文・ポートフォリオの提出と試験当日の面接により合否が決定されます。
論文の提出といっても、一般大学の論文のように調べ物をしてデータを並べて研究論文とするようなやり方は、美大での評価は低くなります。実力勝負の美大では、評価の基準となるのはあくまでも「クリエイティブ」であるかどうかなのです。
ですから、映像学科で提出する論文は、「自分の映像制作の土台」となるようなテーマになることが大切です。受験生自身の映像センスを見せることができない単なる映像研究や映像批評は、美大での映像系論文としての評価は随分と低いものになってしまいます。
特に映像系学科の場合、「映像センス」をアピールできるかだどうかが重要です。これは、絵画のセンスやデザインセンスとも大きく異なったものです。どれだけ映像を見てきたかではなく、どれだけ映像を作ってきたかが「映像センス」を作り出すのです。
映像的な論文を書くセンスは、スポーツや音楽のセンスと同じく、長期間の修練によって養われるものです。できるだけ受験対策の期間を長く取り、専門家のアドバイスを受けながらより合格を確実なものにしていくことをお勧めします。
当塾では、映像作品と提出論文の組み合わせにより、実際に武蔵野美術大学映像学科の編入学試験に合格者を出しています。ぜひ編入学試験の当塾での受験対策を検討してみてください。