工芸学科 小論文
多摩美術大学の総合型選抜では、実技試験の他に小論文が毎年出題されています。
「与えられたテーマについて800字で文章を書く」というのが基本的な出題内容です。2016年度までは多摩美術大学の自己推薦入試は武蔵野美術大学とは異なり工芸学科と彫刻学科のみで実施されていましたが、その頃から小論文はずっと出題されています。
このことから、「工芸」という分野に相応しい考え方や視点を持っている受験生を文章で書かせることで見極めようとしているといえます。「実技が良ければいいだろう」といったような甘い考え方では合格に至ることは難しいでしょう。
工芸学科は近年受験する学生が減っている学科です。文章を書かせれば、受験生の考えていることやモチベーションは明確になります。本気でこの分野を目指す受験生は、早めに実力を見極めて合格をさせてようというのが、多摩美術大学の目論見だと思われます。
自分の志望している分野についてあまり文章で表現したことのない受験生でも、当塾の指導を受けることで、急速に文章力と思考力、表現力の確かさが身に付いていきます。是非授業の受講をご検討下さい。
