ウェブ出願登録(全学科共通)
武蔵美術大学の編入学試験はブラウザを使用して出願登録を行うウェブ出願登録制を実施しています。この際、合計4項目1800字程度の出願項目を入力する必要があり、経験的にこの出願時の内容が面接や合否に大きく影響を与えています。
入力する項目は、「(過去の)学習・研究内容」「志望理由」「編入学後の学習・研究計画」「卒業後の計画」の4項目です。ちなみにこの内容は、紙の書類に手書きで出願書類を書かせていた時代から、ずっと変わっていない4つの項目です。
いわば大学生の進路変更に当たる編入学試験では、受験生の意思をしっかり確認させるためにこれらを文章化することを求めていると思われます。安易・甘い考えの進路変更をブロックし、在籍する学生の質を高めるためには当然の措置だといえます。
経験的に、当塾で出願内容の対策(文章の添削、内容のアドバイス)を受けた受験生は面接の際に質問内容が簡便になり、受験生が戸惑わずに自己アピールできる傾向にあります。事前の記載内容がしっかりしているので、あまり意地悪な質問をされないのです。
その反面、当塾で出願内容の対策をせずに直前に面接対策だけを行ったケースでは、面接の質問内容が鋭く、厳しい内容になりがちです。研究計画・ポートフォリオ・作品に突っ込んだ質問が続き、面接時に戸惑ってしまう例も多いです。
事前の十分な対策で試験本番が随分楽になります。できるだけ早く受験対策を始めてください。なお、合格者のほとんどは毎年出願1ヶ月以上前から出願対策を始め、高いクオリティの出願内容を提出しています(ポートフォリオ・提出論文の対策を半年以上前から行うケースも多いです)。