メディア表現領域 面接
女子美術大学のメディア表現領域の編入学試験は、持参作品と面接により合否が決定されます。持参作品は面接時に提示するやり方なので、実質的に面接でどのように持参作品をプレゼンテーションできるかが合否を左右すると考えた方がよいでしょう。
メディア表現という分野は、コンピューターやインターネットが当たり前のように身の回りにある現代では、この先どんどん発展する可能性を秘めた分野です。しかし、発展の速度が速く「クリエイティブ」といえる作品の内容もどんどん変化していくのが特徴でもあります。
編入学試験はゼミがはじまる学年でもあり、卒業制作に向けてより専門性に特化していく必要がある学年でもあります。時代の速い流れに対応しながら、そこに向けて1・2年次で制作した作品をクリエイティブに面接でプレゼンテーションできることが大切です。
このことから、メディア表現領域の面接では、制作した作品コンセプトの明確化とプレゼンテーション能力の高さが大きな意味を持ちます。自分の作品についてどれだけ考え、どれだけ時代の流れを見ているか、その考えの深さと観察力を養う必要があります。
メディア表現という新しく発展の余地がある素晴らしい分野への志望理由や作品への考察や評価、次の作品への創作意欲、などを的確に伝えられるよう、事前の受験対策をしておいたほうがよいでしょう。