
2010-2016年の武蔵美推薦入試のデータを集計しました。推薦入試での合格率が少しずつ伸びていることがお分かり頂けると思います。
推薦入試での合格の可能性は高まっている
近年、「実力と独創性のある、推薦入試で合格できる受験生」と、「実力が著しく低く独創性に欠ける、推薦入試で合格できない受験生」の両極化が進んでいます。
「実力がある受験生/独創性のある受験生」の推薦入試の合格率はかなり高いです。「どのような考え方をしているか」「どのような作品を作ってきたか」の把握が推薦入試の出題内容なので、教授が興味を持てる実力と独創性を持った受験生が確実に合格できるのです。
それに対して、一般入試は出題内容の画一化と無個性化(専門実技の色彩構成への統一)が著しく、受験生は個性が発揮しにくいのが実情です。「アクリル絵の具・ベタ塗りの表現方法」が上手い受験生しか実力が発揮できないのです。
当塾には、様々な個性・実力を持った受験生が毎年集まります。ペンタブでのデジタル絵画が得意な受験生。1年間に何千・何万枚もの写真を撮影する受験生。百の単位に上るほど美術館へ通っている受験生。彼らのような「特別な受験生」は、画一化された「アクリル絵の具・ベタ塗りの表現方法」で個性が発揮できるとは限りません。
しかし、推薦入試ならそういった突出した個性を持った受験生の合格の可能性はかなり高いのです。自分の将来性を高めるためにも、個性や独創性が発揮できる受験対策をし、まずは推薦入試での合格を狙うことを目指してください。