正確な入試傾向を把握するために、7年間の累計データを1枚のグラフにしました(版画・彫刻・工芸・芸術学・演劇舞踊以外の学科は推薦入試の実施がないので、グラフに表示されていません)。各科の合格者数・不合格者数の合計を100%として計算し、合格・不合格比率を出しています。
学科を絞っていたので、合格率は高かったのが実情
多摩美の推薦入試を実施していた学科は、受験者数が少ない学科のみとなっていました。それが推薦入試の合格率の高さに結びついていたといえるでしょう。しかし、2017年度入試からは全科での推薦入試実施が決定されました。
全学科で実施されるとなると、一般入試と同様に合格率がかなり低くなる学科が多くなると推測されます。当塾では独創性と実力のある受験生ほど推薦入試で合格する傾向があるので、本年度以降の推薦入試でどのような受験生が合格するのかは注目に値します。
いずれにせよ、多摩美術大学にとっても、多くの受験生にとっても初めて実施される「多摩美の推薦入試」です。『一般入試では計れない実力を持つ受験生』を合格させるのが推薦入試の基本です。事前の受験対策をしっかりと行い、万全の体制を整えておきましょう。
自分のやりたいことや、将来のイメージを明確化するためにも、推薦入試の受験対策は非常に良いきっかけとなります。当塾では豊富な情報・豊富なアイデアで受験生のサポートを行いますので、初心者でも安心してお問い合わせください。