正確な入試傾向を把握するために7年間の累計データを1枚のグラフにしました。
人気の映像学科・デザイン情報学科の合格率は低い
映像学科の合格率は、一般入試で25%程度、センター入試で15%となっています。一般入試で合格できるのは4人に1人、センター入試では7人に1人という状態です。武蔵野美術大学全体での平均合格率は30%ですので、合格するのが難しい学科の部類に入ります。
デザイン学科の合格率は、一般入試で30%程度、センター入試で25%。一般入試で合格できるのは3人に1人、センター入試では4人に1人という状態です。意外に思うかもしれませんが、映像学科で合格するのは志願者の多いデザイン情報学科よりも難しいのです。
実技試験の難しさももちろんですが、映像学科の合格率が低い理由の一つは、「英語・国語の重視」です。昔から映像学科は「英語・国語」の点数を重視しており、美大受験生の中でも英語・国語で上位に立てる受験生だけが合格できていたのです。
経験的にいっても、実技力があっても英語・国語の受験対策を怠った受験生は合格できていません。高い実技力に加え、しっかりとした英語・国語の受験対策でスキの無い受験対策をすることのできた受験生だけが、映像学科合格を勝ち取ることができるのです。