帰国生入試は1年間に受験する受験生の数が少ないので、正確な入試傾向を把握するために7年間の累計データを1枚のグラフにしました。
武蔵美よりも合格がとても難しい。
武蔵野美術大学と比べると、帰国生入試の合格率が非常に低いのが多摩美術大学の特徴です。そもそも志願者の少ない彫刻・版画こそ合格率が高いものの、それ以外の学科は合格率30%程度と、合格率が非常に低いことが一目瞭然です。
多摩美では、生まれた時から外国にいた外国人留学生の方が特徴的な人材が多いはずで、たった数年の海外在住では普通の日本人と大して変わらないので一般入試受験すれば良い、という考え方をしているそうです(当塾の過去の合格者が聞き出した情報です)。
このような方針の多摩美の帰国生入試を合格したければ、自分が他の一般入試の受験生とは大きく違うことを証明する必要があります。つまり、一般入試にない受験科目である「出願書類」「面接」「ポートフォリオ」こそが大きく差をつける要素なのです。
当塾では、志望動機を明確化し、作品制作のコンセプトを徹底的に考えさせる指導方針で、大多数の美大受験生とは一線を画した帰国生を育て上げ、ほとんどの受験生を合格まで導いています。ちゃんと事前に対策すれば、合格確率は大幅アップできるのです。