正確な入試傾向を把握するために7年間の累計データを1枚のグラフにしました。センター試験については、入試形式の変化があり正確なデータがとれないので、統計の対象外としてあります。
映像・芸術文化学科の人気が上昇傾向
映像・芸術文化学科はデザイン情報学科よりも志願者が少ないのですが、ここ数年では志願者数が上昇傾向です。AR(拡張現実)やプロジェクション・マッピングなど映像系テクノロジーは大きな変化を見せているので、人気が出てくるのも十分納得できます。
芸術文化は「アートと社会をつなぐ」役割を担います。映像系の美大受験生としては第2・第3志望となることが多いのですが、「アートと社会をつなぐ」ことにより一般社会と美術業界にもたらせる価値は大きく、この先発展の余地が十分にある学科です。
デザイン情報については、ウェブデザイン・APP開発等の成熟化により以前ほどの勢いを失っていますが、コンピューター処理を媒介する分野としては、将来のトレンドとなる余地が十分にあります。大切なのは、将来何をやりたいか、ということです。
クリエイティブな世界で一番大切なのは「自分が何をやりたいか」です。当塾では受験生ご本人が目指そうとしている目標を大切にし、最適な志願先・指導方法をアレンジして受験対策を行うやり方で、第一志望学科合格率80%以上という高い合格率を出しています。