2010-2016年の武蔵美推薦入試のデータを集計し、推薦入試での合格者が顕著に増えている学科に色付けをしています。このグラフからは、特に「芸術文化学科」「空間演出デザイン学科」において近年合格者の数が顕著に増えている、ということがわかります。
芸術文化、空間デザインの比率が近年高まっている
芸術文化学科では、一般入試で出題されている英語・国語・小論文ではわからない実力を判断することが狙いです。大学入学後の集団生活やグループワークに大きくプラスとなる芸術への適性やコミュニケーション能力を、推薦入試では容易に判断できるのです。
空間演出デザイン学科も、一般入試出題の色彩構成・デッサンでは計れない実力を持つ受験生を合格させるのが目的。自分で服が作れる、インテリア装飾の実力がある、など立体物の制作が得意なら、推薦入試で自分の個性を生かすことができます。
いずれにせよ、「一般入試との差別化」は推薦入試を実施している全ての学科で重視されていることです。推薦入試の受験対策は、一般入試用のカリキュラムで制作したデッサンや色彩構成の作品はほとんど役に立たないと考えてください。独自の対策が必要です。
当塾では、受験生一人一人の得意なこと、やってみたいことを積極的に支援し、様々なアイデアや情報を受験生に提供することで受験生のモチベーションを上げ、独自の作品制作やアピール方法を模索することで、毎年推薦入試に合格しやすい受験生を育てています。