彫刻作品の例。画像は当塾の授業用資料の一部です。
名前の通り、「彫刻」を研究する学科です。彫刻で使用する素材は「石」「金属」「木」「土」「FRP」などいくつもありますが、それらの物質を彫刻作品・立体造形として自由な感性で表現する人材の育成を目指しています。
いわゆる「彫刻」というと美術館に展示されているようなものを思い浮かべてしまうかもしれませんが、遊園地やテーマパークなどにある立体造形物も、彫刻の一分野といえます。実際、彫刻家としての作家活動をする他に、ビジネスが介在した立体像景物の制作に関わる彫刻系の人材は数多く存在しています。
「就職に結びつきにくい」というイメージで敬遠されつつあるファインアートの分野ですが、実際には、一般人の気付かないところでファインアート系学科出身の人材が活躍している事例は数多くあります。「物質」「形態」「立体造形」などの分野に興味がある受験生は、受験する価値が十分にあるといえます。
「就職」に結びつきにくいイメージがあるせいか、特に彫刻分野に特化した志望先を選択する美大受験生は減りつつあります。数年前まで、多摩美術大学は自己推薦入試の募集枠を彫刻学科と工芸学科に絞り込み、「本気で彫刻を研究したい受験生」を別の入試形式で早めに合格させるという特別な機会を与えていました。しかし現在はすべての学科で推薦入試を実施するようになってきています。。
他の美大予備校では、推薦入試での受験することに対して非常に消極的になっています。しかし、彫刻分野を目指す受験生は、多摩美術大学の自己推薦入試は受験してみる価値はあります。当塾では、推薦入試も積極的に対策するのが方針ですので、ぜひお問い合わせください。推薦入試で合格するために必要な準備について、しっかりとご説明させていただきます。
学べる内容
石 / 金属 / カービング / モデリング / テラコッタ / 蝋型鋳造 / ミクストメディア / 塑造 / ガス型鋳造 / FRP etc