芸術を美術・デザイン分野に特化することなく、映像や文芸などの幅広い視点から捉え、理論と実践の両面から理解を深め、「芸術と社会をつなぐ」ことを基本理念とする学科です。芸術の魅力を社会に伝える役割を果たす人材を育成することが目標とされています。
美大の他の多くの学科と異なり、いわゆる「デッサン力」を身につけなくても合格の可能性がある、ということに大きな特徴があります。受験科目や受験形式も幅広い選択肢の中から選ぶことができますので、自分の適性に合わせ、最適な方法で受験をするとよいでしょう。
「デッサン力」を身につけなくても合格の可能性があるという性質上、一般大学との併願で受験するという選択肢も考えられますし、実際にそういう受験生は年々増えてきています。他の一般大受験併願者に負けないようにしっかりと英語や小論文の対策を行う必要があります。
芸術学科は、何年も前から一般入試枠よりもセンター試験枠で受験する受験生が多いという、他の美大・学科に例を見ない特徴的な傾向を持つ学科です。センター試験のみで合格することのできる受験の仕方もあるので、英語や国語、その他の科目の成績に自信のある受験生にとっては、かなり有力な志願先です。
学べる内容
芸術学 / 映像 / ジャーナリズム論 / キュレーション / 美術史 / デザイン史 / メディア研究 / アートマネジメント / デザインマネジメント / 言語論 / 民俗学 / デザインプランニング / メディアプロデュース etc.