当塾より東京藝術大学 大学院 芸術学専攻に合格した受験生が制作したポートフォリオ（一部抜粋）です。当塾の受験対策で、自主的に制作していたポートフォリオの内容が、「10倍以上」に内容が濃くなりました。面接でのプレゼンテーション力や学術的な思考力も大幅アップし、一般大学出身という不利な条件を乗り越えて見事日本の最高峰の芸術大学大学院への合格を果たしました。
*内容の一部抜粋
（前略）
AI(人工知能)技術の発達により、今後人間がすべき仕事とAIがする仕事と別れていく。
英オックスフォード大学でAIなどの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授は2014年に人間が行う 仕事の約半分が機械に奪われると予測した。オズボーン氏が、同大学のカール・ベネディクト・フラ イ研究員とともに著した『雇用の未来—コンピューター化によって仕事は失われるのか』という論文では702の職種すべてについて、コンピューターに取って代わられる確率を仔細に試し、 いずれもコンピューターに代わられる確率は90%以上という驚くべき数字が弾きだされている。弁護士から警察、知識労働者は次々に失業する予測の反面、「人間がそうして新しいスキルや知性を磨くようになれば、これまで以上に輝かしい『クリエイティブ・エコノミー』の時代を切り開いていけるのです」と語る。人間の本来持つ創造性の向上が求められるのである。
現在の数学、国語、理科、社会の科目を中心とした義務教育全体の優先順位では創造性を育むには 不十分な時代になるのではないか。
少なくとも、私が36年間生きている中で現在の義務教育には教科に対する優位性に変化がない。 私が生まれた1982年には今のようなスマートフォンやインターネット、SNS( social networking service)はなかったが、この30年でこれらの環境は急速に進化している。それにも関わらず、人間の育成の現場である教育のスタイルは30年間変わっていないのではないだろうか。環境がこれだけ進化しているのだから、教育においてもインターネットとどう関わるべきか、活用するか、AI技術とどう関わるかを勘案して授業をするべきなのではないか。
それは人間の持つ「独自性」「創造性」を人間がより発揮し、「自分自身の本来備わっている能力や自分らしさを社会でどう対応するか追求する力」が必要とされると考える。
しかしながら現代の20代は以下の図のような現象が起きている（編集車注 *図版省略）。これは謙虚で堅実な日本の文化が 影響しているかもしれないが、若者が一方方向の教育方法や社会のシステムの中で萎縮しているのかもしれない。
「自分で考察し必要な情報を選ぶ力」それは人間の持つ「独自性」「創造性」を 人間がより発揮し、 「自分自身の本来備わっている能力や自分らしさを社会でどう対応するか追求する力」が必要とされると考える。これらを美術教育の中に育み、引き出す可能性と教え伝える側にどのような方法があるかを次に述べたい。
（後略）
（前略）
AI(人工知能)技術の発達により、今後人間がすべき仕事とAIがする仕事と別れていく。
英オックスフォード大学でAIなどの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授は2014年に人間が行う 仕事の約半分が機械に奪われると予測した。オズボーン氏が、同大学のカール・ベネディクト・フラ イ研究員とともに著した『雇用の未来—コンピューター化によって仕事は失われるのか』という論文では702の職種すべてについて、コンピューターに取って代わられる確率を仔細に試し、 いずれもコンピューターに代わられる確率は90%以上という驚くべき数字が弾きだされている。弁護士から警察、知識労働者は次々に失業する予測の反面、「人間がそうして新しいスキルや知性を磨くようになれば、これまで以上に輝かしい『クリエイティブ・エコノミー』の時代を切り開いていけるのです」と語る。人間の本来持つ創造性の向上が求められるのである。
現在の数学、国語、理科、社会の科目を中心とした義務教育全体の優先順位では創造性を育むには 不十分な時代になるのではないか。
少なくとも、私が36年間生きている中で現在の義務教育には教科に対する優位性に変化がない。 私が生まれた1982年には今のようなスマートフォンやインターネット、SNS( social networking service)はなかったが、この30年でこれらの環境は急速に進化している。それにも関わらず、人間の育成の現場である教育のスタイルは30年間変わっていないのではないだろうか。環境がこれだけ進化しているのだから、教育においてもインターネットとどう関わるべきか、活用するか、AI技術とどう関わるかを勘案して授業をするべきなのではないか。
それは人間の持つ「独自性」「創造性」を人間がより発揮し、「自分自身の本来備わっている能力や自分らしさを社会でどう対応するか追求する力」が必要とされると考える。
しかしながら現代の20代は以下の図のような現象が起きている（編集車注 *図版省略）。これは謙虚で堅実な日本の文化が 影響しているかもしれないが、若者が一方方向の教育方法や社会のシステムの中で萎縮しているのかもしれない。
「自分で考察し必要な情報を選ぶ力」それは人間の持つ「独自性」「創造性」を 人間がより発揮し、 「自分自身の本来備わっている能力や自分らしさを社会でどう対応するか追求する力」が必要とされると考える。これらを美術教育の中に育み、引き出す可能性と教え伝える側にどのような方法があるかを次に述べたい。
（後略）
