当塾より武蔵野美術大学 映像学科の帰国生入試で合格した受験生が制作した映像系感覚テスト作品です。鉛筆での表現の特徴をうまく生かしながら、映像センスと雰囲気に溢れた描写を実現しています。
動画でも写真でも、「映像」の世界で「白黒(モノクローム)」の表現というのは、クリエイターにとって大きな魅力です。カラーの世界とは大きく異なる独特の世界観やイメージ表現を実現できるので、映像センスが高くなってくると、魅力を感じるようになるのです。
このことから、当塾でも、描画に鉛筆のみを使用したモノトーンの感覚テスト表現課題を受験対策として出題することがあります。いわゆるデッサンもそうですが、美大を目指す受験生にとっては、鉛筆を使いこなす能力は、モノトーン表現で飛躍的に高まります。
この受験生の場合も、写真模写により、このような優れたモノトーンの鉛筆画を制作しました。実際に、このモノトーン画を描いて以降、この受験生は優れた感覚テストの参考作品をいくつも作り出し、合格の難しい帰国生入試で見事合格を勝ち取っています。