合格実績
多摩美術大学/武蔵野美術大学
芸術学系科 編入試験 大学生
この受験生の場合は「多摩美術大学 芸術学科」「武蔵野美術大学 芸術文化学科」に編入学試験で合格しました。一般大学から美大への編入を目指し、一般大学で重要視される内容と美術大学で重要視される内容のギャップをいかに乗り越えるかが課題となったケースです。
当塾に来た段階では、芸術への問題意識は持っていたものの、それをどのように深めていったら良いのか、研究していったら良いのかが見えていない状態でした。様々なアート関係の情報を提供していった結果、受験直前までになんとかはっきりさせることができました。
編入学試験では、基本的に3年次を目指すことが望ましい受験方法です(大学によっては2年次の編入を選択できる場合もありますが、2年次編入を第一志望とするのは、自分に自信がなく実力不足であることを自ら証明するようなもので、当塾では非推奨としています)。
3年次は「研究室」に所属する学年ですので、自分の研究したい内容が絞り込まれていれば絞り込まれているほど受験でも評価が高く、合格しやすくなるという傾向があります。出発点としての問題意識をいかに絞り込めるかが、合格への最初のハードルとなるわけです。
ポートフォリオ・論文を制作する際も、このハードルを乗り越えたかどうかで大きくクオリティが変わってきます。この受験生の場合は、週1回〜2回というペースで頻繁に受験対策したこともあって、なんとか完成までにそのハードルを乗り越えることができたのです。
一般大学からの編入学でも、美大に合格する可能性は十分にあります。ただし、第一段階のハードルを乗り越えられるかどうかが最重要となってくるので、長期的な視野で事前の受験対策を行い、手を抜かずに受験に取り組んでいくことが大切となってきます。