合格実績
日本大学芸術学部 放送学科 一般入試 浪人生
日本大学芸術学部 放送学科に一般入試で現役合格したケースです。
当塾では「作文」の受験対策を行いました。当塾で受験対策を始めたのは、浪人になってから。現役生の時にも日芸放送を受験しましたが、結果は不合格。他の美術系学科同様の「表現力」が評価の中心となる「作文」の書き方がよくわかっていなかったことが原因でした。
日芸放送の「作文」は、「作文」という名称に騙されてしまいがちですが、実際のところは「文章表現」といって良い内容です。小中高等学校の国語の授業の「作文」と同じようなものと勘違いしている受験生も多くいるので、気をつけたいところです。
「文章表現」とは、文章で自分の独創性・個性・感性を表現するものです。小中高等学校の国語の授業で出題されるのは、あくまでも「良い子の作文で、独創性・個性・感性の表現は求められていません。そこにちゃんと気付けるかどうかで、合否が大きく分かれてきます。
日芸放送は、近年倍率がとても高くなっている学科です。これは明らかにユーチューバー人気によるものですが、ちゃんと評価され、人気の出るのは個性的なユーチューバー。同じように、日芸放送でも個性・独創性のある「文章表現」が合否の分かれ目となります。
現役生の時に不合格だった悔しさもあってか、出題された課題は全部ちゃんと書き上げ、意欲的に作品提出をしていました。最初は一般大学受験生のように堅く個性が薄かった文章も、何回も授業を重ねるうちに、柔らかく独特の感性が出てくるようになってきました。
結果は、見事合格。4倍以上の高倍率を乗り越え、1年間浪人してもどうしても入学したかった第一志望に見事合格しました。日芸放送を狙う受験生が「文章表現」としての「作文」の受験対策を事前にしておくことが、合格に役立つと証明された事例でした。