
合格実績
武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 推薦入試 現役生
この受験生は、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科へ推薦入試で合格しました。
武蔵野美術大学の推薦入試では、一般入試とは全く異なったやり方で選考が行われます。一般入試のようなデッサン・色彩構成を中心とした受験対策では通用しないので、全く別の受験対策をする必要が生じてきます。
この受験生の場合、当塾には他予備校とのダブルスクールで推薦入試に特化した受験対策を実施しました。武蔵美空デは、出願書類の作成方法が独特です。また、提出する制作物もあるので、そのためのポートフォリオ作成で様々な対策を行い、合格に至りました。
出願書類の受験対策では、他予備校で行っていたデザイン系のデッサン・色彩構成の受験対策は役に立ちませんでした。画材がそもそも異なるからです。しかし、当塾の個性・独創性重視の授業を受けていくうちに、随分と自分の良さが引き出せるようになりました。
出願書類の対策をしているうちに、自分が将来やりたい事も明確になったので、同時に面接や自己アピールに対しての自信をつけることができるようになりました。また、ポートフォリオの制作コンセプトも授業中に固まり、よりよい制作物の方針が見えてきました。
この受験生の場合、ファッションの世界に入りたいというモチベーションを持っており、自主的に服の制作も行っていました。しかし、どんなに服を作るのが上手でも、デッサン・色彩構成が試験科目では、その能力は全く活かすことができないのです。
しかし、推薦入試ではその力を活かすことができます。服を作ったなら「制作物」として、入試当日に提出することができます。また、過去の作品をまとめたポートフォリオも提出でき、高校生活で制作した作品を効果的にアピールすることができるのです。
近年、高校生活からアート関連で制作を行っているクリエイティブな受験生ほど、推薦入試で合格する傾向が明確です。反面、一般入試狙いの受験生には、高校生活でのアート活動が希薄で、自分のアートセンスに自信の持てない受験生も多く見られます。
「デッサンが好き」「色彩構成が好き」なら、一般入試受験も良いかもしれません。しかし、「デッサンや色彩構成よりも◯◯を作っているのが好き」というタイプの受験生は、まずは推薦入試での受験を考えてみてください。
好きなことを活かして個性・独創性重視の受験対策をすれば、推薦入試の合格可能性はかなり高まります。この受験生は、一般入試の枠では判断しきれない「服作り」と「プレゼンテーション力」という素晴らしいセンスが当塾の受験対策で花開いた実例です。