合格実績
武蔵野美術大学 芸術文化学科 編入試験 大学生
この受験生の場合は、「武蔵野美術大学 芸術文化学科」に編入学試験で合格しました。他美大のデザイン系学科からの編入を目指したケースで、一般入試の際に目指すべき学科の選択がうまくいかず、大学の授業が自分と合わないので進路変更をすることになりました。
ちなみに、近年このようなケースは随分と増えているように感じています。美大予備校によっては広告効果の高いデザイン系学科を受験するように生徒を誘導する傾向があり、このやり方が、後に受験生に余計な苦労をさせることになります。
この受験生の場合、教室に来た時点では明確な進路変更の意思があったものの、出願書類やポートフォリオの提出の時に、将来性を見据えた上でどのような内容でのアピール/プレゼンテーションをするべきかが明確になってはいませんでした。
しかし、数回の授業を経て話しているうちに、ちゃんと自分のやるべきことが見えてきました。また、その内容が美大受験で最も重要視される「独創性」を持ったものだったために、余計なことを考えずにそこに集中していくことができるようになりました。
この受験生の情熱は大変驚くべきもので、最終的に提出したポートフォリオの枚数は100ページにも上りました。内容もとても緻密で、研究への情熱と分析の確かさが証明されるような高いクオリティだったので、予想通り、安定して合格を勝ち取ることができました。
作品点数が多いこと、内容のクオリティが高いことは、より確実な合格に結びつくために必要な要素です。教授の方々は、作品の質と量から受験生のポテンシャルの高さを推測し、それが合格に直結します。受験対策は入念に、手を抜かず、が基本です。