合格実績
武蔵野美術大学 映像学科 推薦入試 浪人生
この受験生は、「武蔵野美術大学 映像学科」に総合型選抜(推薦入試)で合格しました。当塾で受験対策を始めたのは、浪人の4月からでした。現役生の時は他の有名美大予備校で受験対策をして一般入試受験しましたが、突出した映像制作能力を持っていにもかかわらず不合格でした。
本来なら現役生の時に推薦入試で受験すべきだったのですが、通っていた美大予備校では適切に受験アドバイスをしてもらえなかったようです。映像系学科の受験対策に手を抜く美大予備校は意外と多く、予備校選びを間違った典型的な事例だといえます。
一般入試では、「感覚テスト」「小論文」で受験することになります。しかし、これらの入試内容では、コンピューターを使用した優れた映像制作能力を持っていても、「絵を描く」「文章を書く」という全く異なったやり方でしか自己表現を許されていないのです。
ですから、この受験生のようにちゃんとした映像制作能力を持っている場合には、映像作品の提出ができる「推薦入試」で受験する方が合格の確率が高くなるのです。しかし、そのような基本的なアドバイスも現役の時に通った予備校ではしてもらえなかったようです。
浪人が決まった4月から当塾で概ね週1回ペースの受験対策を行いました。何回か授業を置こうなうちに、問題点が見えてきました。映像制作能力は高かったのですが、映像制作コンセプトを考える力と、それを的確に相手に伝える力がとても低いことが判明したのです。
よって当塾では、主に映像制作コンセプトの明確化と、それを的確に相手に伝える力を養うことにポイントを絞った授業を行いました。それが功を奏して、受験直前にはとてもわかりやすく自分の映像について説明することができるまでに進歩し、見事合格ました。
映像制作アドバイスや豊富なアイデア提供をした結果、とてもクオリティの高い映像を受験までに制作することができました。また、映像制作コンセプトをうまく出願書類の中に盛り込むこともできたので、志望動機も明確になり、レベルの高い出願書類を提出できました。
入試面接では、教授の方々に好感を持って迎えられました。意地の悪い質問はなく、提出した映像作品をとても高く評価していただきながら面接が進みました。出願書類と作品制作を重視する当塾で長期受験対策した受験生は、面接が好感触で楽になる傾向にあります。
結果は、やはり合格。適切な予備校選びを行い、受験生の個性に合わせた受験のやり方で長期間に受験対策をすれば、安定的に合格を狙うことができるのです。