
合格実績
武蔵野美術大学/多摩美術大学
建築・環境デザイン系学科 帰国生入試 現役生
この受験生は、武蔵野美術大学建築学科と多摩美術大学環境デザイン学科に帰国生入試で合格しました。
当塾には、日本への帰国後の半年程度、他予備校とのダブルスクールで通っていた状態でした。この受験生の場合は現地での生活がかなり長かったので、話し言葉・書き言葉ともに日本語力にかなり問題を抱えていた状態でした。
このことから、出願の際の志望動機と入試当日の小論文試験の対策をメインに依頼され、独自のカリキュラムで授業を進めていきました。日本語力のハンディを抱えていたにもかかわらず、合格率がかなり低い多摩美術大学への合格ができたのは快挙です。
授業の中では、積極的に建築研究などの課題も出題しました。これは、志望動機の具体性と将来の展望をはっきりさせるとともに、ダブルスクールで通っていた他予備校の課題にも大きくプラスの影響を与え、本人の自信と達成感につながっていきました。
正直を申しまして、現状の美大受験の世界では建築系と映像の受験対策がおろそかになっている現状があります。志願者が相対的に少ないので、美大予備校のビジネス的に成り立たず、かなり少ない授業日数で片手間に授業を実施している予備校も存在するのです。
当塾では、その他予備校での授業日数の少なさを、集団授業のカリキュラムとは大きく異なる独自のやり方でカバーしました。それが他の受験生と一線を画す独自の個性と実力につながっていきました。ダブルスクールで当塾に通うことが大きく功を奏した事例です。