編入を望む学生は多い
昔と比べて、編入学試験に対する需要は大きくなっているというのが実感です。「大学全入時代」を迎え、以前よりも一般入試での合格がしやすくなった一方で、浪人を避けるために不本意な分野の学科に入学した学生が多くなっているのです。
人間は、自分のやりたいことや得意なことをやっている時に一番の実力を発揮できます。しかし、単に浪人を避けるためだけに不本意な分野に入学した学生は、心の底から大学生活を楽しむことができません。人生の一番大切な時期にそれはとても勿体無いことです。
大学時代というのは、その後何十年にも渡って自分の人生に大きく影響を与える時期です。不本意な気持ちを抱えたままそのような重要な時期を過ごすのと、楽しみ、充実した気持ちで過ごすのとでは、その先の将来性に決定的な差が出てきてしまいます。
もし、ご自分が入学された学科での大学生活が不本意で、自分のやりたいことが編入学試験を受験するという形で実現する可能性があるのなら、ぜひ編入学試験を受験してみてください。現状を打破して新しい世界が開ける良いきっかけとなるでしょう。