美大受験のヒント(8)

美大入試 受験対策 基礎デザイン学科 情報デザイン学科 映像学科 芸術文化学科 芸術学科 空間演出デザイン学科 環境デザイン学科 建築学科 デザイン情報学科 メディア表現領域 グラフィックデザイン学科等

公開模試の合否判定について

大手一般予備校が実施している公開模擬試験などを受験される美大受験生の方も多いと思います。
それらの公開模擬試験は、是非受けておいた方がよいと思います。
特に現役生にとっては、「受験する」という雰囲気が味わえる機会は非常に少ないですので、試験本番前に公開模擬試験などで実際の入試の雰囲気を味わっておくことは、大きなメリットとなるでしょう。
また、大勢の受験生の中での自分の偏差値やランクがわかり、具体的に点数が出る、ということは、学科の実力把握と学習のモチベーション維持のために、非常に役立つことになると思います。
合否判定はあてにならない!
しかし残念ながら、「合否判定」に関しては、大手予備校(美大予備校以外)のデータはあまりあてにならない、と言わざるをえません。
理由は、実技(芸術文化学科の場合は小論文)の得点の仕方で、大きく差が出てくるからです。
例えば、多摩美術大学と武蔵野美術大学の実技試験と学科試験の配点の内訳は、以下の通りになっています。
多摩美術大学(美術学部 全科)
実技試験 300点 学科 200点
武蔵野美術大学
油絵・版画・日本画・彫刻・映像・視覚伝達デザイン・工芸工業デザイン・空間演出デザイン
実技試験 300点 学科 200点
建築・基礎デザイン・デザイン情報
実技試験 200点 学科 200点
つまり、学科(英語+国語)の配点が200点なのに対し、ほとんどの場合、実技試験が200点〜300点分ある、ということなのです。
実技試験を抜きに語れない!
学科試験は合格・不合格を左右する大きな要素であることは間違いないのですが、あくまでも、「合計点の半分」に過ぎません。
当然のことながら、大手一般予備校の公開模擬試験では、「実技試験」の部分がまったく考慮されず、入試で考慮される合計点全体の半分に過ぎない「学科(英語+国語)」の部分のみで判定を出している、ということになるのです。
このことから、大手一般予備校の公開模擬試験を受験する意味は大きいとはいえ、合否判定をみて一喜一憂する必要は全くないといえます。
一番怖いのは、合否判定で良い成績が出たからといって、実技試験の対策を疎かにしてしまうことです。美大受験では、「美大に入学する実力が足りない受験生」には、実技試験で著しく低い点数をつける、というやり方で合格しないように調整がなされます。
美大受験は実力勝負です。何よりも実技の実力アップに時間を割き、できる限り多くの受験対策の時間を取るようにしましょう。大学受験はその先の自分の人生と将来を決める、とても大切なものなのですから。

授業のやり方について

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