美大受験のヒント(2)

美大入試 受験対策 基礎デザイン学科 情報デザイン学科 映像学科 芸術文化学科 芸術学科 空間演出デザイン学科 環境デザイン学科 建築学科 デザイン情報学科 メディア表現領域 グラフィックデザイン学科等

グラフィックデザインならOK??

美大受験の現状では、特定の学科、特にグラフィックデザイン系の学科に人気が偏っている、というのが大きな特徴です。美大受験生の方としても、「美大を受験するなら、とりあえずグラフィックデザイン系にする」「とりあえずグラフィックデザインにしておけば、後々潰しが利く」といったような考え方をしていることも多いといえます。
しかし、グラフィックデザインの方が後々潰しが利く、というのは、あまりに一面的な見方です。
実際には、美術の世界で「潰しがきく」かどうかは、ご本人の実力と、コミュニケーション能力次第です。どのような分野であれ、他の人にはない実力を持っている人間と、時代の流れを読んで賢く立ち回って自分の立ち位置を確保できる人間だけが生き残って行けます。どこかの分野に属していればOK、という考え方は、実力重視の美術の世界には存在しません。
グラフィックデザインの世界は、素人でも参入しやすい世界です。インターネットを検索すれば美大の学生でなくとも「素晴らしいグラフィック(絵、イラストを含む)」を制作している人たちは沢山います。画像共有サイトなどを閲覧すれば、趣味で高クオリティのグラフィックを制作している人たちが無数に存在することがすぐにわかるはずです。
グラフィックに関するかなり多くの要素をコンピューターが補ってくれてしまう時代です。だからこそ、趣味で素人が高クオリティのグラフィックが作れてしまうわけです。ですから、よほど高い実力を持っていないと、グラフィックの世界で生き残ることはできません。
仮に美大受験という狭いカテゴリーのみで考えたとしても、グラフィックデザイン科だけが異常に人気が高く、さらに多くの受験生がそこに集まっている現状は、受験生自身の首を絞めている状態です。
人気が高ければ、より多くの人が集まります。より多くの人が集まれば、切磋琢磨してより高い実力の人だけしか生き残らないような状態になります。美大受験のグラフィックデザイン系学科の現状がまさにそれです。現状のデザイン系学科の美大受験においては、グラフィックデザイン系学科は最高峰の実力を持った受験生だけしか、合格はできません。
最高峰の実力を持った受験生だけが集まるグラフィックデザイン学科だからこそ、「潰しがきく」のです。最高峰の実力を持った人間が、潰しがきかないわけがありません。最高峰の実力を持っていない受験生は、潰しがきくどころの話ではありません。中に入ることすらできません。残念ながら、門前払いです。
だから、「グラフィックデザインの方が後々潰しが利く」というのは、非常に一面的で、不正確な表現です。美術の世界は実力重視の世界なのに、「グラフィックデザインをやっていればOK」と思わせ、実力向上のための思考停止させてしまう可能性があるということから考えると、このような考え方は、やめた方がよいでしょう。
美大受験で大切なのは、「自分がなにをやりたいか」です。「他の人が何をやっているか」を気にしながら自分の進路を選ぶようでは、そもそも美術業界の中でしっかり生き残っていけないと考えたほうがよいでしょう。やろうと思えば自由に動ける世界だからこそ、「自分が何をやりたいか」をしっかり考え、将来の夢として実現できるようにがんばってほしいと思っています。

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